ジャックは、セルゲイを使って核燃料棒を奪った息子を説得するが、説得に応じた直後に銃撃され、ファラドと仲間一味に核燃料棒を奪われてしまう。その報告を受けた大統領主席補佐官のワイスは、ウラジミールを殺したルネに責任を転嫁させようと画策する。そして、ルネは潜入時の失態について厳しい取り調べを受ける。
テロの脅威は続いていた。そして、ハッサン大統領の娘カイラの行動が思わぬ事態を招くことに… 一方、CTUのヘイスティングスは、テイラー大統領にジャックのチームがファラド救出に向かっていると報告。保護した後ファラドに犯人を特定させるため、ハッサンに工作員リストを提供してもらえるよう話してほしいと頼む。
テイラー大統領は、捜査の進捗状況を定期的に報告するようCTUに命令する。しかし、CTUはロシアマフィアに自ら連れ去られたジャックの痕跡を見失っていた。一方、セルゲイのアジトに連れこまれたジャックは、雇い主を聞かれ巧くごまかすがセルゲイに信用されずに、手ひどい拷問を受ける。
電磁パルス爆弾の攻撃により機能停止したCTUは、燃料棒を追跡する術を失ってしまう。そこでジャックはNSA(国家安全保障局)に協力を仰ぎ、敵の搬送経路がイーストリバーに絞り込まれるよう、他の経路を封鎖する。案の定イーストリバーにやって来たテロリストらはジャックらの到着を察知し、激しい銃撃戦を仕掛ける。連絡が途絶えたジャックを心配するクロエは、一刻も早くCTUのサーバーを復旧させるため、対立するNSA局員相手に無謀な行動に出る。
NY市警とジャックのチームは、ハッサン大統領の娘カイラがいるホテルへ急行する。カイラは、タリンに悟られないよう時間を稼ぐが、タリンが外の異変に気づき、強引にカイラを連れて部屋から出ようとする。一方、CTUのデイナの元には、ケビンの保護監察官だと言うプレイディが訪ねてきて、鋭い質問をする。