ジュリー・クレア

ジャックはクロエを拘束する。そして襲撃の際に手に入れた証拠を盾にローガンを脅し、スワロフを部屋へとおびき寄せる。『24』の象徴、時を刻み続けたあの時計がついに止まる。全シリーズを締めくくるエンディングとは…。

スワロフ大統領がハッサン暗殺の首謀者であった。ジャックは調印式に参加するスワロフ大統領を狙うため、国連の向かいのハートビルへ潜入する。一方ダリアからロシア政府のハッサン暗殺関与について詰め寄られ、窮地に追い込まれたテイラー大統領は、和平協定を死守するため驚愕の言動を取る。そんな中、ハートビルにジャックが潜伏している事を突き止めたクロエは、彼を説得するため単身ジャックの元に向かう。

治安の悪い地域でショットガンで撃たれた遺体が見つかる。顔の損傷が激しかったが、コンタクトレンズに残っていた指紋により被害者はオースティン･ウィルソンと判明。ルームメイトのベニーの話から、オースティンは塾で教師をしながら大学院を目指していたことが分かる。ブレナンとブースが塾を訪ねると、オースティンがジェイコブという生徒の母親スーに平手打ちされるのを見たという生徒を発見する。

真実を明らかにするために、ジャックは戦い続ける。一方、ジャックが逃げたと知ったローガンは、なんとテイラー大統領にジャックが接触した記者を逮捕する手配を頼む。ピラーの介入に不審を覚えるCTUのクロエは、密かにジャックの人脈を捜索し、ジムが浮上する。

ついに、デイナから映像カードを手に入れたジャックは、そのデータを旧友ジムに送り、映像の男を特定するよう依頼する。そして、ジャックが探り出した真の黒幕は、思いもよらない人物だった。一方、CTUのクロエは、ジャックが隠ぺい工作を暴こうとしていると気づく。

地元の劇場で、上演初日の前日に若い女優が殺害される。CBIチームが調査を進めるうちに、劇場内には容疑者になり得る人物が多数いることが判明する。消えゆく主演女優、脇役のダンサー、犯罪歴を持つ元ボーイフレンド…。誰が犯人でもおかしくない。そんな中ジェーンは、昏睡状態の友人から何とかレッド･ジョンの情報を得ようと、劇場と病院の間を行き来する。