場末の安ホテルの一室で女性の溺死体が発見された。浴槽いっぱい張られたカーオイル。その中に沈んでいた女性は、ある通報記録から、アリソンという主婦であることが判明した。ところが、夫が死亡届を役所に提出すると、何者かがアリソンと名乗り、なりすましていた事実が明らかに。ベケットとキャッスルはアリソンの正体をつかむべく、頻繁にメールのやり取りをしていたリーという女性の居場所を突き止める。作家のリーは逃走犯の回想録を執筆中と言い、アリソンの正体を語り出す。
リリーはハンターのクリニックで大量の抗がん剤投与を受けた帰り道、不安感でパニック発作を起こしチャスティンに行く。ニックはセカンドオピニオンをすすめ、かつて世話になったオズダー先生を紹介する。ハンターはその医師にこれまでの全記録を要請され、追い詰められていく。そんな中、リリーが再び救急搬送されてくる。一方、コンラッドの元には、元婚約者であるキャサリンが耐えられないほどの腹痛で搬送されてくる。検査の結果、妊娠6週目だとわかるが…。
ホレイショは私用で任務を離れ、車である場所に向かっていた。ところが、目の前に助けを求めるランナーが現れる。道路脇の土手で重傷を負った妊婦を発見したというのだ。