ジャックはカーラの指示に従い、トニーを逃がすために護送車を乗っ取る。驚くルネに対し、キムの命が狙われている事を話し、救出を頼む。自由の身になったトニーは、カーラと合流する際、ジャックを連行する。
死んだと思われていた元恋人オードリーを助けるため、単身で行動に出るジャック。マイク・ドイルとCTUスタッフはジャックが持ち出した核爆弾の回路基板を取り戻すためジャックを追うが…。一方、副大統領のダニエルズは倒れたパーマーに代わり政権を握る。
舞台は今から6年前の感謝祭。35年ぶりに不仲の母と再会したヴィクトリアだったが、家族を前に“殺人の罪を着せられた”忌まわしい少女時代の記憶と、母への憎悪をぶちまけてしまう。そんなヴィクトリアに近づこうとしていたエミリーは、タケダの導きで初の“復讐”に着手し、ノーランは自社の株式公開日を迎える。一方、バーを経営するジャックの父は、不審な男につきまとわれ「用心棒代を払え」と脅かされていた。
“復讐”のためにダニエルとの関係を進めていくエミリー。2人は、ヘレンに指示されたストーンへブン・ユナイテッド社買収のためLAを訪れる。しかし、そこで彼らを待っていたのはヴィクトリアだった。いかなる手段を使っても契約を阻止したい彼女は、競合相手のジェイソン・プロッサーを誘い買収競争に参加させる。そしてエイダンもまた、密かにLAに向かっていた。
エミリーの計画通り、ダニエルはグレイソン・グローバル社のCEOの座を狙い、ノーランの会社ノルコープの買収に動き出していた。しかし、息子のCEO就任を許さないヴィクトリアは陰でコンラッドと結託。そんな2人の前にアメリコン・イニシアティブのヘレンが現れ、ダニエルの身に危険が迫っていると告げる。一方、息子カールの洗礼式を迎えたジャックは、そこで亡くなった父の親友マークと再会し…。