
ジョン・スタインベック
ジョン・アーンスト・スタインベックは、アメリカの小説家・劇作家。 スタインベックは「アメリカ文学の巨人」と呼ばれていた。 また、スタインベックの多くの作品は西洋文学の古典と考えられている。 また、生涯で27冊の本を出版している。 その中には16冊の小説と、6冊のノンフィクション、2冊の短編集が含まれている。 1929年の経済恐慌の影響を受けて貧窮にあえぐ小作農民の姿を描き、ピューリッツァー賞を受賞した代表作『怒りの葡萄』は75年に渡って売れ続け、1400万冊が販売されている。 『エデンの東』では、キリスト教的原罪と人間の救いの可能性に新境地を開いた。 スタインベックの作品の多くはカリフォルニア州中部が舞台となり、中でもサリナス峡谷やコースト・レーンジズ山脈は頻繁に登場する。 1962年にノーベル文学賞を受賞した。