今日はリチャードの誕生日。病院でサプライズがあるかと密かに期待していたリチャードに、退職後の人生プランに関する書類を手渡すオーウェン。リチャードは、自分はもう用済みなのかとショックを受けるが、そんな時ベイリーの患者グレッグが、双子の片割れを吸収した胎児内胎児を持つことが発覚する。誰もが初めて見るケースにリチャードも興奮し機嫌を直すが、グレッグは胎児内胎児が自分の兄弟だとして、除去手術を拒否する。一方、カリーはセンサーの共同開発者として、独占しようとするデレクを訴えると言い出す。
エイプリルとマシューの結婚式当日。クリスティーナは3Dプリンターで作った人工血管をネイサンに移植するオペが成功し、一躍時の人に。同じく3Dプリンターで門脈作成に挑むメレディスの方は、研究が行き詰まり、クリスティーナの思い上がった態度が気に食わない。急きょエイプリルの付添人を務めることになった2人は、ドレスの仮縫いで鉢合わせ、激しい口論になってしまう。一方、オペ後の合併症で重い脳卒中になってしまった患者ダルトンを目の当たりにしたジャクソンは、エイプリルへの想いを伝える決心をして…。
大統領の指名を受けて諮問委員会を仕切ることになったデレクは、新たなオフィスでホワイトハウスとの仕事をスタートさせる。ところが先方は、センサーが大統領側の占有財産となるため、特許権を放棄するよう要請。一緒に進めてきた研究を突然打ち切るとデレクに宣告され、ショックを受けるカリー。その上、長年治療に取り組んできた内反足の少女アリッサから、これ以上痛みを取る方法がないなら脚を切断してほしいと懇願される。自身も義足のアリゾナがアリッサを援護したため、カリーはプライドを傷つけられ…。
ジャックはわざとアマドールを逃がし、彼を追跡する。ミシェルとガエルが捜索しているホテルでは、ウィルス拡散の恐怖でパニックになる。一方、シェリーは、あくまでも無実を主張する。パーマーはことの真偽はどうであれ、彼女を守ると約束する。
FBI捜査官を殺害した容疑で拘置所に収監されたブースは、囚人からも看守からも目の敵にされ、過酷な日々を送っていた。見かねたブレナンは調査で得た情報を使い、担当検事を脅迫。彼を釈放させる。自分を陥れた黒幕を捜そうと必死になるブース。一方、ブレナンたちは環境保護局の職員だったクーパーという男の遺体を掘り起こし、陰謀の真相を突き止めることに。病死とされていた彼が、実は殺されていた事実を突き止めるが…。