アレックスのことがまだ断ち切れずにいたイジーに、新たな出会いが訪れる。相手はデニー・デュケットという心臓移植を待つ患者だった。
ゲインズのアジトを聞き出したジャックは、テリーとキンバリーが捕らえられている場所に迫る。収容所では、テリーとキンバリーが自ら脱出を試みる。パーマーは、後援者たちが彼の身を守るためには手段を選ばないことを知り愕然とする。
ジョージア州アトランタにある地元紙の記者アルバート・スティルマンが、錯乱状態で夜のハイウェイに飛び出し変死した。彼は3日前から行方不明になっており、最後に受けた電話を調査すると昆虫学者スリ博士の存在が浮かび上がる。ところが、ほどなくして博士も遺体となって発見される。記者の遺体には掻きむしった痕があり、博士の鼻腔からは虫が見つかったことから、BAUは犯人が“寄生虫妄想症”であるとプロファイルを発表。その頃、妄想の地獄へ追い込まれた犯人は、ある自助グループで“仲間”と巡り会い…。
メイソンから“オスカー・チャップマン”の正体を聞き出したノーランは、その行方を追い、“ブレンダ・エヴァンズ”という女性の存在を突き止める。彼女は20年前に偽のIDを使用し、チャップマンの口座から金を引き出していた。共犯者と睨んだノーランとエイダンは、彼女の自宅前で張り込みを開始する。一方、エミリーは競馬場でヴィクトリアと密談をしていた、元グレイソン・グローバル社のエリート社員ルーク・ギリアムに接触。彼が“197便の爆破事件”に関する“ある切り札”を持っていることをエミリーは知っていた。
まるでゾンビに咬み殺されたかのような女性の遺体が見つかった。現場周辺を調査していたトミーは、血痕を辿り近くのビルへ侵入すると犯人を射殺。遺体の検分を行ったミーガンは、犯人が狂犬病を患っていたと断定する。ウイルスの突然変異を疑う検死局は、衛生局長のスタッフォードに協力を仰ぎ感染源を突き止めようとするが、その矢先、新たな事件が発生する。