テリーとアランは、行方のわからない娘たちを必死に探し回る。ジャックは、 警察に引き渡した男からキムの居所を聞き出そうとする。一方、誘拐されたキムは実行犯リーダーのゲインズに引き渡され、パーマーはリポーター、モーリーン・キングスレーとのミーティングをセットアップする。
サイードに自分を殺そうとした理由を問い詰められた道厳は彼を追放しようとするが、突然テンプルに現れたクレアを見るなり態度が一変し、今度はサイードにある頼みごとをする。一方もうひとつのストーリーでは、シドニーから戻ったサイードが兄オマールの家を訪ねる。ある問題を抱えているオマールは、サイードに密かにその処理を頼もうとする。
モルダーの隣に住む作家が、連続殺人事件の第一容疑者となる。
サイードを拷問した道厳を激しく非難するジャック。ところが道厳は、サイードは “感染”しているのだと告げる。テンプルに監禁されることに反発するソーヤーは、銃を奪って一人テンプルを飛び出す。彼を連れ戻すと名乗り出たケイトがその後を追うと、ソーヤーは昔ジュリエットと暮らしていたダーマの宿舎の中にこもっていた。一方、ロサンゼルスの空港で警察からの逃亡を図ったケイトが無理やり乗り込んだタクシーの座席には、クレアの姿が。
“テンプル”へ 向かったハーリーたちを待ち受けていたのは、道厳という名の謎に満ちたテンプルマスターと、彼のもとで組織されて暮らす人々だった。サイードを助けてほしいと頼まれた道厳は、まるで拷問のようにサイードの身体を泉に沈め、溺れさせてしまう。一方、彫像の足の中では、ジェイコブを殺すために利用されたと感じるベンが、ロックにある問いを投げかける。