ジョーイ・ルースマン

ボストンで男性3人の絞殺体が発見された。犯人は絞殺具を用い、夜に襲撃、財布を奪っていたが被害額は大金でなく、カードも使用していない。目撃者はいないが、3人目の被害者スコットは友人との電話中に襲われ、1時間後、遺体で発見された。現地に入ったBAUが捜査を進めるうち、犯人は被害者を監視して、特定のタイプを狙っていたのではないかと思われた。やがて犯人があるビルの住人を監視し、住人に悪影響を与えていた関係者を殺していることが判明する。犯人が被害者を狙う基準は一体何なのか…。

嚥下障害のため、自力で食べられない状態となったリチャード。回復への気力を失い、NGチューブの挿入を拒んでベイリーたちを困らせる彼を見て、シェーンは産休中のメレディスに助けを求める。だが久しぶりに面会に訪れたメレディスに、リチャードは「君を代理人にしたのは間違いだった」と言い放つ。同じ頃、嵐で損壊した外科外来を立て直すため、オーウェンは理事たちに修繕費の工面を要請。ところが誰1人として動こうとしないため、オーウェンはジャクソンが担当する顔面再建の無償オペを中止すると発表する。

キャメロンは学校で行われる春の大きなダンスイベントを任されていた。しかし人気教師が休暇から戻ってきたことで、不穏な空気に。クレアはそのイベントに引率者として参加。フィルはヘイリーを不動産業者の集まりに連れていく。ミッチェルは新しい上司や職場に合わない。ジェイとグロリアが子守中、グロリアのハンドバッグにアクシデントが発生し、リリーはジョーがやったのだと言う。

ピートとヴァイオレットが一線を越えてしまった翌日、ピートのガールフレンドが突然LAに戻ってくる。

対立していた父が本人の意志に反して入院、ハルステッド医師は私的な問題と対峙することになる。ローズ医師は、ウィルの父親を治療しながら自身の父との関係を重ね合わせる。チャールズ医師は、ますます奇行がひどくなる娘ロビンを気にかける。チョイ医師は、性的欲求を必死で抑える十代の少年の力になろうと奮闘する。ある男の子が親のネグレクトで運び込まれ、マニング医師は、仕事で忙しい母親が子どもに与える影響の大きさを思い知る。サラは高校生のグループに、人形を使って子育ての大変さを教える。

アディソンは、父親がLAに到着したことに動揺する。クーパーは、自分が長年診療を続けている患者に関する事件への捜査協力を拒否し、逮捕されてしまう。ピートは担当する末期がん患者が、娘の誕生を見届けるまでなんとか生きられるよう、あらゆる手を尽くす。