スザンナ・マース

ウーの幼なじみで妊婦のデイナが魔物に襲われ、ヘソを太い針で刺されて羊水を抜き取られた上に、何かの薬の影響で意識が朦朧としていた。発見者の隣人は現場で聞きなれない音を聞き、窓枠と木には長い爪痕が残っていたが、デイナは何も覚えておらず、捜査は難航する…。

大学で3千年前の棺に入った冥界の神アヌビス形のミイラが見つかり、大喜びした教授はミイラを研究室に持ち込む。それを知った2人組が大学に忍び込むが失敗し、1人は死亡、もう1人は警備員を撃ち殺して逃走する。現場を調べたニックらは、棺の中身はヴェッセンのミイラで、犯人たちは同種のヴェッセンではないかと疑う。