密かに探偵を雇っていたダニエルは、エミリーとエイダンの親密な関係を物語る写真を手に入れ「これで結婚を終りにできる」と、ヴィクトリアと喜びを分かち合っていた。一方、スティーヴィーを警戒したエミリーは、彼女の素性を調査。また、スティーヴィーもジャックの家にあった写真から、エミリーの正体に疑問を持ち始めていた。そんなある日、オペラ鑑賞会の席でエミリーの“妊娠の嘘”を知ったヴィクトリアは、観客の前で彼女を徹底的に辱める。ヴィクトリアとダニエルは勝利を確信するが、なんとその裏でエミリーは…。
謎の“記憶障害”に襲われ続けていたエミリーは、病院へ行くことも、ハンプトンから出ることもできず、自分を追いつめていた。ひとりで苦しむエミリーの姿を見かねたノーランは、町を出ようとしていたエイダンを「彼女を救えるのは、もうおまえしかいない」と、引き留める。エイダンはタケダの教えにならって、エミリーに苦痛を与え、眠っている記憶を必死で引き出していく。そして“記憶障害”を克服したエミリーは、自分の家へと戻り、父の手帳を目にすると、スティーヴィーが生前の父を獄中に訪ねていたことを思い出す。
16歳の少女・カリーナは、父・アレンに年上の男ジャクソンとの交際を反対され、2人は駆け落ち。アレンは警察に通報するも、 自宅で射殺される。アニーは2人の行方を追うが、ジャクソンは行く先々で犯行を重ねる。