スティーヴン・マイケル・ケサダ

高校の化学教師ウォルター･ホワイトは、第二子を妊娠中の妻スカイラーと、脳性麻痺の息子ウォルター･ジュニアと3人で平凡な暮らしを送っていた。しかしある日、医者から末期の肺ガンで余命2年だと宣告される。自分の死後、残される家族の為に金を稼いでおきたいと考えたウォルターは、これまで培った化学の知識を生かして、高純度のメタンフェタミンを精製することを思いつく。

マグナムの叔父ベルナルド (スティーヴン･マイケル･ケサダ) がハワイを訪れ、トーマスの母親についての衝撃的な秘密を打ち明ける。また、TCは、ヘリコプターから殺人を目撃した可能性に気付き、ヒギンズに助けを求める。一方、ヒギンズは、イーサンに自身の過去について真実を伝える時が来たと決意する。TCはシャミーにパイロットにならないかと持ちかける。

自分たちと取引きに臨むトゥコがためらいもなく子分を殺すのを見たウォルターとジェシーは、手に負えない相手と組もうとしていることに気が付く。万引きの真犯人は自分の妻マリーであり、彼女が心の病にかかっていると知ったハンク。一方で彼は、麻薬密売ギャング殺人と、化学工場の薬品盗難事件を追う。トゥコは先手を打つためウォルターの家に向かう。

ハンクは手術を受けるも成果が出ず、長期の治療が予想された。一刻も早くリハビリを開始したいマリーだったが、保険会社からの許可が下りず憤る。スカイラーは、保険の適用範囲外の治療にかかる費用は自分が負担するとマリーに約束する。一方、自分の取り分に不満なジェシーは、もっと稼ぎを増やそうと仲間と企てる。

ウォルターの妻スカイラーは、夫の行動が怪しいことに気がつく。一方で、ウォルターの息子ジュニアにドラッグ使用疑惑が持ち上がる。葛藤の末、監禁していたギャングの命をウォルターが奪う。それを後ほど知ったジェシーは、ますます後には退けない状況に立たされていることを確信する。不信な行動に言い逃れできなくなったウォルターは、遂にスカイラーに自分の病気を打ち明け…。

ガス･フリング殺しの後始末にウォルターが奔走する一方、ハンクはガスが築いたドラッグビジネスの調査をまとめ始める。