メキシコのティフアナの広場で、首を切られて殺されたアメリカ人の男子高校生の遺体が発見される。遺体は全身に真っ赤なペンキが塗られており、現地警察のカルデロンは麻薬カルテルによる報復だと推理。遺体から砂粒が見つかり、ビーチをたまり場にする「ラ・オルカ」というカルテルが浮上したため、リーダーに話を聞きに行ったジャックだったが、そこで「ラ・オルカ」に潜入捜査中だった息子ライアンと遭遇して……。
音楽学校の学生が自宅アパートで銃を突きつけられてレイプされる。被害者の協力もあり、SVUは間もなく犯人を逮捕する。被告人が大物弁護士エリスを雇ったため、マイク・カッター支局長が起訴を担当する。捜査の手順と被害者の信憑性を攻撃するエリスに、被告人と被害者の言い分が食い違うだけではすまないと証明しようとするSVUだが…。
マンチの退職パーティの途中で、2年前にレイプ被害に遭ったサラ・ウォルシュから、またレイプされたかもしれないとベンソンにメールが届く。友人のニコールたちと出かけたが、その後の記憶があいまいで目覚めた時にはベッドで裸だったという。サラは前回、無罪判決を受けた犯人のマイケル・ウェドモアに再び襲われたと訴えるが、彼にはアリバイがあった。事件当夜のサラの行動を調べたSVUは、秘密のパーティの情報を入手する。