記念すべき100話目のエピソード。主婦が井戸から白骨体となって発見される。主婦は、1938年、オーソン・ウェルズ制作のラジオドラマ「火星人襲来」が放送された夜に姿を消し、世間を騒がせた人物だった。殺人事件として再捜査を始めたリリーたちは、主婦の家族が“火星人”から逃げようとしていたことを知る。
1996年、吹雪の夜に初老のローレン・ウィリアムズが豪邸のプールで溺死。事故死とされたが、飛び込み台の裏から抵抗の跡が発見され捜査が開始される。事件発生の夜、邸宅にはローレンの元夫と彼の若い婚約者、息子、娘、13歳になる孫がおり、長時間の停電が発生していたことがわかる。
2002年1月28日午前8時3分、高級住宅街にあるハイスクールの校庭で、少女マディソンが射殺される。ほぼ同時刻、荒廃した地域のハイスクールでは、元麻薬売人の少年スキルが何者かに撃たれて死亡。別世界に住む2人は、なぜ同時刻に殺されたのか。たまたま重なった偶然か、それとも…?
1968年、骨のある男として後輩に慕われ、女性にも人気だった若手警察官クーパーが、ある日パトカーの中で射殺される。未解決だったが、約40年後、老囚人が突然、事件の情報提供を申し出る。彼によると、死んでいるクーパーの横にはヘロインの塊があったというのだが…。
2005年、名門私立に通う成績優秀なジェームズが突然失踪。それは大学の奨学金を目指して頑張っている最中の出来事だった。翌年、妹がネット上で殴り蹴られる兄の映像を発見する。撮影されたのは“どん底”と呼ばれる地区。まさにその地区で、ジェームズの腐乱死体が発見される。