キャロルは新しい心臓が手に入り、人生の再出発のチャンスを得る。イーサンとディーンは、前に担当した患者に会い、トラブルに巻き込まれる。ウィルは、盗まれた被験薬の責任を取らなくてはならない。
3年生の医学生たちの選抜課程がメッドで始まり、マギーはそのうちの一人に目を掛ける。ナタリーの母親の体調が再び悪化し、ナタリーは、規則を破って母親を治療しようとしたことを何とか繕おうとする。
どこにでもいるごく普通のアメリカ人夫婦、フィリップとエリザベス。実は彼らは一般市民に成りすましたロシア人の工作員だった。アメリカに寝返った元KGB将校の拉致任務を命じられた2人は、引き渡しに失敗。ひとまず拉致した男を自宅に監禁するが、そんな折、近所にFBI捜査官のスタンが越してくる。
レーガン大統領が撃たれ、狙撃犯が逮捕される。米当局はKGBが関与しているのではないかと疑うが、証拠はあがらない。一方、ソ連側はアメリカでクーデターが起きたと考えていた。フィリップとエリザベスは国防長官宅に仕掛けた盗聴器により、核のボタン“フットボール”について話されていたことを知るが…。
対弾道ミサイル計画の内情を知る大佐と会う任務を命じられるが、エリザベスはFBI側の罠ではないかと疑う。一方、ニーナはスタンからFBIが重大な作戦を決行する予定であることを聞き、アルカディに報告する。しかし任務は実行され、FBIの捜査の手がエリザベスたちに迫る。