ウェブデザインの会社で爆発が起こり、その爆発物は4年前から通気管に仕掛けられていたことが分かる。一方、ワトソンはホームズに自分の代わりとなる“支援者”を見つけるようにと促す。
大統領選挙が行われているアンゴラ。民衆の支持を集める女性候補者の集会会場が爆破され、現職大統領のベスティロは事件に乗じて不正に選挙を乗っ取ろうとする動きを見せる。国務省のアフリカ局は、ダルトン政権が明確な対応を示していないとして異議申立書をエリザベスに突きつける。ラッセルはオハイオ州でダルトンを出馬させるために策を講じ、ヘンリーとホゼはHSがアルジェリアで強奪した古美術品の手がかりを見つける。
エリザベスとハースト臨時大統領はインド洋での影響力を強めるためにスリランカと貿易協定を結ぶべく交渉を続けていた。だが大統領から絶大の信頼を得る占い師の助言と、さらには中国の横やりによって協定の締結が危ぶまれる。アリソンはルームメイトのルシンダが起こした事件に責任を感じて落ち込み、両親を心配させる。アフガニスタンのタリバン対策に限界を感じたヘンリーは、自身のキャリアに関する重大な決断をする。
セルビアとコソボをNATOに加盟させるという歴史的な合意が実現しかけていた矢先に、コソボ紛争時の集団墓地が発掘されたというニュースが飛び込む。二国の関係が険悪化し憎悪犯罪が急増したため、エリザベスとジェイはニュースの出どころを調べる。政策アナリストに昇進したブレイクは初仕事で部署同士の対立に巻き込まれる。ベッカー国防長官にまつわる奇妙な事件のせいで、ヘンリーは気詰まりな立場に追い込まれる。