大使であるプレンティスの母親が、一組の母娘を伴ってBAUを突然訪れ、緊急を要する誘拐事件の捜査をホッチに迫る。ウクライナ大使館職員だったチェルナス家の主が誘拐され、10万ドルの身代金を要求されているという。
豚のエサの中から、バラバラになった男の遺体が見つかる。容疑者の男は、庭に捨てられていた遺体を切断して豚に食わせただけだと殺害を否認する。男の証言から被害者がチェスプレーヤーのマグナソンと判明。以前チェスにハマっていたスイーツは、マグナソンが所属していたチェスクラブへ出向き、会員たちと対戦しながら情報を探る。
マイケル・ウェスティンは東欧・OPEC諸国を中心に活躍する敏腕スパイ。が、なぜかナイジェリアでの工作中、組織から解雇されてしまう。命からがら、たどり着いたのは、故郷のマイアミ。元カノのフィオナ・グレナンや口うるさい母親と距離を置きたい彼は一刻も早く、マイアミを去ろうとするが、FBIから監視され、おまけにカードは使用停止、口座も凍結され、無一文状態。仕方なく、小遣い稼ぎに仕事をもらう。その依頼は昔の知り合いサム・アックスから請け負ったものだった。
ロンドンはメリット・スカラー(成績のよい学生)になりすますため、マディーに助けを求める。
資産家の支配人をしているハビエルに雇われて、彼の雇い主であるミスター・パインの家で起きた強盗事件を調べていたマイケル。盗まれた絵の行方を追っていた彼は美術商ウォルターを訪ね、以前にパインらしき人物が絵を売ろうとして、失敗したことを突き止める。強盗事件が彼の自作自演と踏んだマイケルは彼の屋敷に忍び込んで、決定的証拠をつかむ。