デヴィッド・ハウス

トゥコの求める大量のドラッグを確保するためには、充実した器材と薬品が必要となる。ウォルターは製造に不可欠な薬品を入手するためジェシーと共に町の化学薬品保管庫に侵入し、薬品を盗み出すことに成功。ジェシーの自宅地下室に器材を設置しなおし、いよいよ本格的なドラッグ製造を再開させる。妻スカイラ－は宝石の万引きの疑いをかけられる。

2人のギャングはウォルターたちにより葬られたが、ハンクがその2人を追っていることをウォルターは知る。ウォルターの家族と友人たちは彼のガン治療のためにあらゆる試みをする。病気の治療にかかる莫大な費用をどう調達するのか、頭を抱えるウォルター。一方でジェシーも苦悩していた。馴染みの客からドラッグを頼まれてしまい、何としてでも追加で製造しなくてはならなくなったのだ。

事件捜査の核心に迫ってきたハンクを見て、ウォルターは策を講じることに。病気が原因で精神の異常をきたしたように振る舞うのだ。それを見たスカイラーは彼を精神病院へ入院させる。一方ジェシーは警察の追及をかわすため、地下室の器材を隠しアリバイ工作を行う。家族の信頼を得られなくなったウォルターは、ジェシーとドラッグの製造再開に向けて動き出す。

縄張り争いで仲間の1人が敵に殺害される。自分の限界を知ったジェシーは、弁護士ソウルに相談をもちかける。大きな商談に成功したウォルターは薬を引き取りにジェシーの元へ出向くが、彼は幻覚症状に陥っていた。そんなさなか、ウォルターはスカイラーから重要な連絡を受ける。

病気が進行していくのを感じたウォルターは、大量のドラッグを前もって製造することを考える。ラボに改造した車を砂漠に止め、数日間に渡りドラッグの製造に打ち込むウォルターとジェシー。作業は順調に進むが、ジェシーのミスで車のバッテリーが消耗し、2人は砂漠で立ち往生してしまう。最悪の状況に置かれた二人だったが、自力でバッテリーを直すことに成功し、なんとか町に帰り着く。そこでウォルターを待っていたのは、医者からの思いがけないニュースだった。

薬の過剰摂取によりジェーンが死亡する。ジェシーは証拠をうまく消し去りウォルターに捜査の手が及ぶことはなかったが、ジェシーは廃人同然となってしまう。一方ウォルターの手術のための募金サイトが設立され、多額の資金が集まる。これまでの夫の行動や嘘に限界を感じたスカイラーは…。