デヴィッド・ファー

ある富裕な慈善事業家が、誰かが故意に自分に致命的疾患を負わせたと主張し、ホームズにその犯人探しを引き受けてくれるよう懇願する。その一方、ホームズはワトソンに探偵業のコツを示そうとあれこれ指導する。

ジェーンはついにレッド･ジョンに打ち負かされるのか? ジェーンの妻と娘の死からちょうど9年目、ジェーンはレッド･ジョンから恐ろしいメッセージを受け取る。激しく動揺したジェーンは、現在進めている事件の捜査中に奇異な行動を取り、CBIにおける地位さえも危うくしてしまう。リズボンたちの心配をよそに、ジェーンは、レッド･ジョンに対してある決断を下そうとする。

心臓発作を起こした後、アリゾナで療養していたブルがTACに復帰する。食事と運動に気を付けて酒は断っている。マリッサはブルが療養中に元夫グレッグと再婚、その報告をする。一方ブルは、療養中に出会った保険会社「エクイセーフ生命」のCEOヒッチコックからの依頼で、月額200万ドルの顧問契約を結ぶことを発表するが…。

TACは楽しくないクリスマスを迎える。マリッサとその別居中の夫グレッグ (デヴィッド･ファー) が、経営するレストランでマネーロンダリングと詐欺を行っていたとして連邦裁判所に起訴されたのだ。グレッグが裏で検察と取引しないよう、ブルとベニーは離婚を控えた夫婦2人をそろって弁護することを決意。陪審にはマリッサがグレッグの仕事について何も知らなかったと信じてくれる人を選ぶ。一方、ブルとイジーはクリスマス休暇を控えてアストリッドの洗礼式の準備を進めていたが、結婚については互いの意見が食い違う。

ブルは父親になる準備を進める一方、仕事では優秀な社内弁護士ベニーを失い行き詰まっていた。ブルが元妻でありベニーの姉でもあるイザベラ (ヤラ･マルティネス) と再び深い関係を持ったことから、ベニーは怒ってTACを去ったのだ。そんな折、過失致死罪で起訴された若いバーテンダーの弁護を引き受けたTACチームは、法廷で苦戦を強いられる。

今回マシンがリースとフィンチを導いたのはウォール街。ターゲットは大手投資銀行で働く、頭の切れる若手トレーダー･ソーンダース。彼は無謀に見えるほどの大きな儲けを生み出しているが、数百万ドルの金融詐欺に巻き込まれていた。リースは近づくために裕福な投資家を装う。