デヴィッド・ポール・オルセン

サムのSEAL時代の仲間トム･オルセンがユタ州で狩りをしている最中、何者かに命を狙われる。トムは除隊後に作家として活動しているため、出版絡みのトラブルも視野に入れつつ、ケンジーは司法省のランス･ハミルトンと共に救出に向かう。一方、CIAでトムと交流のあったサバティーノも捜査に参加。ファティマとサバティーノはトムの妻に話を聞いたあと、以前トムのサイン会から追い出された男から聴取する。

漁網にかかったサメの胃の中から、NSA分析官ラーソンが発見される。ラーソンの上司カーターに話を聞くと、別の分析官ディルも3日前に失踪。ラーソンとディルはテロ組織を追跡していたが、組織に身元が割れて捕まった恐れがあるため、カーターも身の危険を感じてロスから避難しようとしていた。その後、ディルと特徴が一致する人物が精神科に入院していることが分かり、カレンが患者を装って潜入捜査を行うことに。

休暇でアメリカ本土に帰国していた海軍大尉がプールサイドで射殺される。彼女はヒッカム空軍基地の通信センターで極秘通信の監視や記録を行っており、上官によると危険を伴う職務ではなかったという。ケンジーとディークスが現場を検証すると、犯人が高度な訓練を受けたプロであることが発覚。一方、カレンとサムは大尉が泊まっていた友人宅を訪れ、プライベートに原因があるという可能性を視野に入れて捜査を進める。

海軍大尉の車が乗り捨てられており、血痕を残したまま本人が行方不明になっているためNCISが捜索を開始。現場検証を行ったケンジーとディークスは、事件を目撃したホームレスの男性に遭遇して手掛かりを得る。一方、カレンとサムが大尉の上官に話を聞いた結果、大尉のパソコンからSEAL隊員の情報が盗まれた可能性が浮上。犯人の車を追跡して大尉の行方を追うと同時に、SEAL隊員の安全を守るべく事件の真相に迫る。