クレアとジェイミーはチャールズ王子の企てに支援する者たちを思いとどまらせようと晩餐会を開く。一方、クレアはジャック・ランダルが生きていることをジェイミーに告げるが、彼の反応は思いもよらぬものだった。そして2人はかつての親密な関係を取り戻そうと努力する。
アーンジュ病院に運び込まれたクレア。彼女と赤ん坊の命を救おうとマザー・イルデガルドたちは手を尽くす。その後、ルイ王の下を訪れたクレアは、黒魔術を操った罪で2人の男を裁くよう王から頼まれる。その2人とは、1人は敵であり、1人は友だった。
ジェイミーが裏工作のために昼も夜も奔走する一方、クレアは治療師としての腕を生かすことに慰めを見いだす。カローデンの戦いを阻止しようと、スリの少年の力を借りながら計画を進めるジェイミーたちだったが、そんな彼らの前に過去が立ちはだかる。
ジェイミーとクレアは、クレアの医学の知識を利用して、王子のワイン事業を破綻させ、軍資金が集まらないようにしようと企む。そして、ジェイミーがクレアと交わした約束を破った時、2人の未来を永遠に変える悲劇が起きてしまう。
パリで困難に立ち向かいながらも過去のトラウマを乗り越えようとあがくジェイミー。幸運にもジャコバイトを率いて反乱を企てるチャールズ王子と会えることになるが、サンドリンガム公爵との再会で事態は複雑になってくる。