トム・コパッチ

ゴミ箱の中から、切断された男性の手の骨と頭部が発見された。調べから、被害者はベテラン賞金稼ぎの“ウルフ”であることが判明する。

フィンチは彼をハッキングする “ルート” に誘拐されてしまう。フィンチを失ったリースは、必死でフィンチを捜そうとする。はたしてリースは、フィンチのいない状況下で活動を続行できるのか。そんな時にもマシンは機能し、新たな社会保障番号をリースに提示し続ける。

早朝のセントラル･パークで、若い男の銃殺体が発見された。近くのゴミ箱から財布や免許証が見つかり、身元はダニエル･ゴールドスタイン、25歳、投資会社に勤めるエリート青年と判明した。遺体は下着一枚しか身に着けておらず、検視によると約200年前の弾で撃たれていたことから、キャッスルは“タイムトラベラーによる犯行”と妄想を働かせる。しかも、ダニエルは映画『バック･トゥ･ザ･フューチャー』同様の改造車に乗り、英国･ビクトリア時代の衣装を着ていたとわかり…。

密着取材のためエリザベスと行動を共にすることになった記者のニール･シンは、これまでの政策やその影響について厳しい質問をぶつける。ギャングが幅を利かせるホンジュラスからの難民が押し寄せてメキシコの収容施設がパンク。エリザベスは子供たちを一時的に保護すべく動くが、思惑を抱くモレホン議員の駆け引きに巻き込まれる。ニール･シンの元に、エリザベスの暴露本を書かないかというオファーが持ちかけられる。

タイムズスクエアを観光中のツアーバスの中で、10年以上も前に死亡したと見られる男性の白骨死体が見つかる。最初は旅行者を驚かすためのいたずらだと思っていたステラだったが、骨は本物の人骨だと発覚し、本格的な捜査が始まる。矯正されたらしき歯や頭蓋骨の傷などから、骨は行方不明になっていた10代の男性のものだということが分かる。様々な技術を駆使し、捜査官達は骨を調べあげる。

モルダーとスカリーは、幽体離脱の能力を持つ両手両足のない人物に遭遇する。その能力が殺人の手段となっていたのだ。