一刻を争う症状を抱えたマイケル。いよいよ組織の本部に侵入し、スキュラを窃取する計画を実行に移す。だが、それは時間との闘いだった。
スキュラ捜索は衝撃的な結末を迎えようとしていた。
シアトル・グレース病院の元ベテラン看護師リズを、患者として担当することになったクリスティーナ。オペを期待するクリスティーナは、衰弱していくリズから医師としての新たな教えを受ける。デレクとメレディスは、誤ってクギ打ち銃を頭に打ち込んだ作業員を奇跡的に助けるが、術後の検査で新たな事実が発覚し、患者の将来を左右する重要な決断を迫られる。また、イジーが学費のためにランジェリーモデルをした広告が雑誌に掲載され、それを患者の一人が見たことが発端となり、噂が一気に病院中に広まってしまう。
ある朝、全米のメディア各社にバス爆破予告の電話が入る。その日、シアトルのバスが爆破され2名が死亡。爆弾の破片に矢の刺さったロボットのマークが描かれていた。リードはSF小説「エンプティ・プラネット」との関連性を指摘。ロボットに支配された世の中を風刺したその小説で、最後に殺されるのは…。
学業優秀な家出少年の死体がゴミの中で発見され、施設を逃げ出した恋人に疑いがかかる。自らも施設出身のブレナンは容疑者の少女に同情すると同時に、周囲の里子への偏見に怒りを覚える。