この世のものとは思えない謎の生物が、FBI捜査官の臓器に寄生し、死の危険が迫る。一刻を争うこの事態は、パターンとの関係が極めて強く疑われた。オリビアは、ある服役囚に会うため、至急ドイツへ。この男こそ、さらに巨大な脅威の詳細を知る人物だった。一方、ビショップ博士とピーターは、オリビアを助けようと、死亡した男の脳波を探る。
黒人男児のバラバラ死体がセントラル・パークで発見される。周囲には儀式殺人に使われるロウソク、血の入ったボウル。ベンソン刑事とステイブラー刑事はロウソクを手がかりに捜査し、サンテリーア教のグループが浮かび上がるが、グループのリーダーはメンバーが子供を傷つけることはありえないと言う。行方不明の子供の届け出はないが、腹部には変わった傷跡がある。身元は確認できないものの、監察医ワーナーは骨の検査の結果を告げる。少年はニューヨークに来ておよそ4週間、それ以前はナイジェリアにいたのだ。