トーヤ・ターナー

本シリーズはフィナーレを迎え、それぞれの物語は、意外ではある落ち着くべき所に落ち着く。

マックスとワイルダーは革新的ながんの治療薬の承認をめぐってジレンマに直面し、マックスは自らのがんとの闘病に関する秘密を知ることになる。レイノルズは悲惨な医療状況を正すために力を尽くす。イギーは困っている女性を助けようと必死に努力するが、制度が不利に働く。

レイノルズは創造力を発揮し、母親になろうともがいている女性を助ける。マックスは意を決しワイルダーとの関係を進めようとするが厳しい真実を知る。ブルームは壮絶な苦境に陥った若い兄妹を治療し、イギーはマーティンの件で、ある決断に至る。

心臓外科でフェローシップを開始したローズ医師だったが、新しい上司レイサム医師との関係は、出だしでつまずく。チーフレジデントとして新たなスタートを切ったチョイ医師は、うまくいかず難しさを痛感する。チャールズ医師は、サラに、サラが思いもよらなかった面白い提案を持ちかける。エイプリルは、最近発覚した病気と何とか折り合いをつけようとする。マニング医師は、交通事故の犠牲となった妊婦の複雑なケースを担当する。ハルステッド医師は、医学部4年のジェフ･クラークの行動に異議を唱える。ジェフがマニング医師と親しくしていた事が要因らしい。シャロン･グッドウィンは、夫バートが家を出たショックから立ち直り前向きに生きようとする。

ヘレン･シャープが思いがけずニューヨークへ戻ってくると、マックスは職員旅行という名目でブルームやワイルダー医師、イギーを連れて大自然へ逃げ出す。しかし楽しいツアーはやがて命を脅かす大惨事に。一方レイノルズは医学生時代の友人の息子である少年に、高いリスクを伴う手術をすることにするが、予想外の困難が持ち上がり途方に暮れる。

レイノルズは恋愛のチャンスと父親と貴重な時間を過ごすチャンスとの間で板挟みになる。ブルームは自分の行動がもたらす結果を認識し、妹に対して意外な行動を取る。マックスは患者を亡くして苦しんでいるICUのインターンを助ける。ワイルダー医師は、自分のコミュニティを取るか仕事を取るかの選択を迫られる。