ニック・マッカラム

ビリヤードのキューで刺し殺された男性の遺体が発見される。現場の監視カメラには、犯行時刻に玄関の扉がひとりでに開閉する様子が映っていたものの、出入りする人の姿は一切なく、窓もすべて内側から施錠されていた。聞き込みの結果、被害者が悪魔と取り引きを行い、もうすぐ魂を失うと言っていたことが判明。キャッスルは悪魔が、目に見えない力となって彼の魂を徴収に来たと確信する。

商品取引所で持ち主不明のかばんが見つかり、爆弾騒ぎになる。調べた結果かばんは、商品仲買人でルーク･サットンという人物の物だということが分かる。一方ステラは、自殺に見せかけた殺人事件の捜査を始める。被害者は、教会で相談係として働いていた女性。妊娠していた彼女を教会の屋上から投げ捨て、殺害した犯人とは一体誰なのか。調べを進めるうち、謎の人物が浮上する。

カディーが、チームの最終メンバー選考についてハウスに圧力をかける中、38歳のパンク歌手が吐血して入院。ハウスは4人の候補者たちに、とても厄介な患者を診断させるが、発熱や関節痛など山ほど症状を抱えている中、タバコを吸ったり姿を消したり、患者は診断に協力しようとしない。

通りすがりの車から突然銃が乱射され、母親と公園にいた6歳の少女ケイラが死亡する。やがて、事件が未解決のまま20年近くたったある日、フィラデルフィアの銃回収プログラムで、凶器となった銃が発見された。持ち主を辿り始めたリリーらは、事件の悲しい顛末を知ることになる。