ハキーム・ケイ=カジーム

不可思議な幻覚とひどい頭痛に悩むリードは、ひそかに病院で脳の検査を受ける。そんな中、フロリダ州マイアミのアラパタ地区で起きた儀式的連続殺人事件を調査するためBAUは現地に向かう。モーガンとリードは宗教に詳しい地元の大学教授であるウォーカー教授に意見を求めるが、現場に残された儀式の跡から教授は、“パロ･マヨンベ”という邪悪な宗教で、悪魔を呼ぶ道具ンガンガを作っている可能性を指摘する。

公聴会から連れ出されたジャックの新たな任務は、アメリカを大きく脅かすある事件の、そして元同僚のトニー･アルメイダの調査だった。それは、つまりはアメリカを守ることでもあった。

誘拐事件の首謀者のひとりとされる男、それは死んだはずの元同僚トニー･アルメイダだった。ジャックは、FBIの捜査官ルネ･ウォーカー、ラリー･モス、ジャニス･ゴールド、ショーン･ヒリンジャーらと共に、長く苦しい一日を戦っていく。

一連のテロ事件の首謀者でサンガラの反政府軍のイケ･デュバクは、自身の要求に応じないテイラー大統領に対し、更に厳しい要求を突き付ける。難しい決断を迫られたテイラー大統領の答えとは…。

テイラー大統領の夫ヘンリーが重傷を負う。そして娘オリヴィアの行動も大統領にとっては頭痛の種となっていた。

要求の期限を過ぎてもアメリカ軍がサンガラから撤退しないことに業を煮やしたデュバクは、CIP装置を使い更なる攻撃を仕掛けようとする。