パトリック・ブレナン

1924年。新たに労働党の連立政権が成立し、全国に激動の時代の到来を告げている。ダウントン･アビーでも変化が予感されている。戦争記念碑の計画をめぐり、カーソンが思いがけずロバートやヒューズと対立する。ジミーは望んでいない女性に好意を寄せられて困る。トーマスはバクスターに選択を迫る。ブランソンとある女性の関係が進展し、ロバートは心配する。メアリーは新しい恋に出会いたい思いだ。イーディスは気持ちを抑えられず、ドリュー家との取り決めにヒビが入る。伯爵一家の全員に大変な事態になりかねないのだが…。

病院の統合を巡ってバイオレットとイザベルの闘いはますます激化し、コーラも巻き込まれていく。子どもを授からないことに悩む侍女アンナ。メアリーは、ロンドンの医師を紹介することに。自分が解雇の対象だと覚悟した副執事のトーマスは、新聞広告を見てある屋敷の面接を受ける。カーソンとヒューズは披露宴の式場選びで対立する。家畜品評会の日、伯爵家の人々は子どもたちを連れて見学に。しかし、騒然とする出来事が!

イーディスはバーティーからのプロポーズに返事できずにいた。マリゴールドが実の娘であることを隠し続けることも辛く、打ち明けて破談になることも怖かった。そんななか、バーティーの雇い主の悲報が届き、彼の生活にも変化が…。ヘンリーに別れを告げたメアリーに、トムは自分の気持ちに素直になるように訴える。ホテル経営を始めたパットモアに災難が降りかかる。トーマスは転職先も決まらず、屋敷でも疎外感を強めていた。

カーソンとヒューズは結婚式が迫る中、披露宴の会場選びで対立。自分らしい式を挙げたいヒューズが望んだ場所とは…。出版社を引き継いだイーディスは、ロンドンで思わぬ人物と再会。会社では反抗的だった編集者を解雇するが、雑誌の締め切りが目前に迫っていた…。ダウントンでは、病院の統合問題を巡り、コーラとバイオレットの仲がますます険悪に。そして迎えたカーソンとヒューズの結婚式当日。あるサプライズが!

収容所内から逃げ出した特殊能力者ダニエルズが、以前ストーカーしていた女性のもとへ行くと予測しコールソンたちは捕獲に向かう。その女性オードリーは、チェリストでコールソンのかつての恋人であった。一方、プロヴィデンスにいるメイは、コールソンの信用を得られないと思い、自ら基地を出ていく。

病院の資金集めのために、伯爵家は屋敷を村人に公開することになる。メアリーは乗り気だが、保守的なロバートや執事のカーソンは気が進まない。メアリーとヘンリーは知人を交えてロンドンで食事。その後の帰り道で2人きりになり…。病院の統合に関する理事会の決定にコーラは困惑する。新婚のカーソンは自宅でのヒューズの家事に細かく注文をつけはじめる。トーマスは周囲に内緒でアンディに文字を教えてあげていたが…。