ビリー・レイ・ギャリオン

機体に残された遺体をめぐって、国籍も宗教も異なる彼らは戸惑いながら苦渋の決断で処理を進めていく。

マイケルたちはアナ･ルシアらと同じ「815便の乗客」であることを説得し、ついに穴の外に出ることを許される。一方、食料管理を任されたハーリー。限りある食料をできるだけ長く保たせるよう、誰にも例外を認めないようとジャックから言い渡される。責任を感じながら仕事にとりかかるが、食べ物に執着していた昔の過去を思い出し、この任務に思い悩む。

貨物船から島に上陸した人々の目的は、本当に生存者たちを救助することなのか? 彼らを敵とみなすロックと、救助隊だと信じるジャックは衝突し、生存者たちは2人をリーダーとするそれぞれのグループに割れる。未来の様子を描いたフラッシュフォワードでは、死んだはずのチャーリーの姿を見続けるハーリーが車の事故を起こし、自ら病院の精神科への入院する。

ヘイリーはMI6時代の仲間ブライスの依頼で、あるビルに忍び込む。パソコンにスパイウェアを仕込むだけの簡単な仕事のはずが、翌朝、同行していたマーカスが遺体で発見される。驚いたヘイリーはキャッスルと共にNY市警の捜査に加わり、密かに真相を究明しようとする。ブライスを問いただすと「すべてウソだった。今すぐ逃げろ」という言葉が。何者かがヘイリーをワナに陥れ、濡れ衣を着せようとしているのだ。

女子バレーの監督が殺害された。ファイブ･オーが捜査を進めるうち、警察バッジを取り上げられたコノと、フライヤー警部の意外な関係が明らかになる。

ジャングルで打ち捨てられた車を見つけたハーリーは、車を修理しようとジンとソーヤーを誘う。皆の気晴らしが目的だと言うハーリーだが、実は自分自身を呪いから解き放ち、運を開いていくためでもあった。更に、自宅のガレージで大切にしていた古い車を直す父親の思い出も蘇る。その頃1人でジャックを連れ戻しに向かったケイトは、道の途中で思わぬ仲間たちに出会う。