キャリーは帰国し、アメリカにいるイスラム教徒のために支援活動を始めていた。そこへキャリーにプロポーズしていたオットーが訪ねてくるが…。一方、ソールたちは政権の引き継ぎに備え、キーン次期大統領に対テロ政策を説明するが、アダルは彼女の反応に懸念を覚える。同じ頃、イスラム教徒の青年がテロ容疑で逮捕される。
キャリーはレダと共にテロ組織への物的援助を企んだ容疑で捕まったセクーを救うために奔走する。クインはキャリーの家で暮らし始めるが、毒ガスの後遺症に悩まされ続けていた。そんなクインを1人にしておけないキャリーは旧友に助けを求める。一方、キーン次期大統領と面会後、ある疑念を抱いたソールはキャリーの元を訪れる。
キャリーの奮闘で無事に釈放されたセクーだったが、周囲からFBIの協力者になったのではないかと疑われてしまう。一方、キーン次期大統領は核合意違反の疑いがあるイランに柔軟な姿勢を取っているとすっぱ抜かれ、その背後にアダルがいるのではないかと疑いを持つ。同じ頃、ソールは西岸地区で、ある旧友と再会していた。
特殊部隊が拠点としていた家が爆破され、キャリーたちは陰謀の証拠を失ってしまう。キャリーは首席補佐官のエモンズに状況を報告するが、その中でキーン次期大統領の命が狙われていることに気づく。一方、アダルはある男を尋問し、ひそかに進行している企みについて聞き出そうとする。真実を知った彼が取った行動とは…。
イランが核合意を破ったという疑惑を調べるため、キーン次期大統領から指名されたソールは、アブダビでモサドと合流する。同じ頃、裁判所命令に背いてサードと会ったキャリーは、セクーの元へ悪い知らせを告げに行こうとしていた。一方、キャリーの家の地下で暮らすクインは不穏な空気を感じ取り、ひそかに行動を開始する。