フィリップ・エドワード・ヴァン・リア

刑務作業全般を仕切っているアブルッチは、アクシデントによりマイケルの左足の小指が植木ばさみで切断されてしまったという。時間に迫られたマイケルは同じ監房に住む受刑者に助けを求めるが、受刑者はその計画を知り正常な同房者がいる房へ移るという。

マイケルとチームはベリックをまいて、ベリックはFBIに識見を委ねることを余儀なくされる。マホーン捜査官はマイケルの脱出計画の謎を解く。ティーバッグは、その手を取り戻すために大胆な決断をするが…。

シークレットサービスのケラーマン捜査官とヘイル捜査官がポープ所長を訪れ、マイケルを別の刑務所に移すという。追い込まれたホープ所長は移送する事をマイケルに告げると、マイケルは兄の死刑執行まで待って欲しいと頼む。

ヘイワイヤーのせいで思うように“仕事”ができず、計画が遅れ気味のマイケル。所長に同房者の変更を嘆願するが、それに気付いたベリックからは逆に厳しく締めつけられる。

兄リンカーンの死刑執行が刻一刻と迫る中、マイケルは点呼が多すぎて脱獄のための作業が思うようにすすまないと弱音を吐く。そこで同房が、点呼も見回りもない房内監禁となるある手段を思いつく。しかし、騒ぎは大規模な暴動に発展してしまう。

囚人達が大騒ぎする中、ポープ所長はマイケルの房に向かいトイレ裏の穴を発見する。マイケル、リンカーンと受刑者たちは自由のため逃走し、看守や地元警察が脱獄犯の追跡をする。一方ベロニカは、真相を暴くカギを見つけにモンタナへと向かう。