フランキー・R・フェイソン

グリフィス･パークの電力中継所で爆発事件が起き、ノーランとルーシーが危うく死にかける。テロの可能性がありFBIが乗り出してきて捜査権を奪おうとするが、グレイが抵抗しLAPDと合同で特捜することになる。目撃情報によるとテロ犯はロシア語なまりで顔に傷あとがある白人男性らしい。だが起爆装置からはエゼキエル (ジーク) という黒人男性の指紋が見つかる。ジークの高校時代のスクールカウンセラー、シモーヌ･クラークが今はFBIアカデミーの研修生であることがわかりLAに呼ばれる。ところがシモーヌの意見はベテラン･プロファイラーから無視され、アカデミーに追い返されそうになる。そこにノーランが助け船を出し、2人で協力してジークを逮捕する。

ロシア語なまりの男が爆薬と起爆装置を積んでLA市内に送り出した5台のトラックのうち、1台が高速110号線場で爆発し17名が死亡する。だが残り4台はLAPDとFBIの必死の努力で爆発に至らずに済んだ。爆弾男がCIAと関係があるとにらんだガーザとグレイはCIAのLA支局を訪れ、支局長のオーガストに「エネルヴォ」について質問するがはぐらかされる。そこで今度はティムがイラクに派兵されていたころの友人でCIA局員のケイトに接触すると、何も聞き出せないままケイトはCIAのコリンに連れ去られる。何らかの機密情報の隠蔽工作と見たガーザらはケイトを奪い返して聴取する。ケイトは「エネルヴォ」が外国人をスパイとして訓練し、その母国を混乱に陥れるための極秘作戦だったと明かす。

首にはピアノ線で絞められた跡のある、有名なサックスプレーヤーの息子が殺された。遺体の口の中にはサックスで使用するリードが残されていた。ヘンリーたちが捜査を進めると、あるジャズの名曲を巡って争いが起きていたことが分かる。

感謝祭の日。デレクは、途中で断念した脳動静脈奇形の6歳の少年ニコラスのオペを諦めきれない。スローンの前には、娘だと名乗る18歳の女の子が現れる。

オーウェンが離婚を切り出した理由が、訴訟のためだったと知ったクリスティーナは、本当は自分もやり直したかったと素直に告白し、2人はベイリーの結婚式へは行かずに愛を確かめ合う。だが、結婚はお互いを傷つけるだけだと実感する2人は、驚くべき決断をする。一方カリーは、ベイリーが挙式会場へ来ないのは、自分のせいだと自己嫌悪に陥る。そんな彼女にアリゾナは、義足を引け目に感じて式を欠席しようとしていた自分を叱咤したカリーの優しさを再認識し、会場のホテルに部屋を取って2人きりで過ごそうと提案する。