新種の害虫の繁殖計画を依頼したアグリコープ社を探るため、フィリップとエリザベスはそれぞれの標的に近づく。スタンはコスイギン殺害の犯人は自分だと明かし、その事実を隠蔽することと引き換えに、ブーロフに接近するCIAを説得してほしいと上司に頼む。ティム牧師宅の留守を預かったペイジは彼の日記を盗み見る。
逃亡したマーサを捜すフィリップたち。手がかりは少なく、フィリップは彼女から連絡が来るのを待つしかない。一方、マーサの異変に気づいたFBIも彼女を捜し始める。思いつめたマーサは、思い出の場所から大好きな両親に電話をかけ、愛を伝える。
ソ連に食料難を引き起こすべく開発された新種の害虫の存在を突き止めたフィリップたちは、害虫の繁殖計画を担う研究所に潜入する。一方、モスクワのブーロフにはCIAの監視がつき、懐柔の機会をうかがっていた。ユーゴスラビアに到着したミーシャだったが、米国行きを手引きするはずの男はすでに逮捕されていた。
エリザベスはフィリップの気持ちを知るためESTに参加する。しかし、その感想を彼に話すうちに口論に。ペイジは牧師夫妻の監視について、母から厳しく叱責される。聖書の勉強会をサボったペイジは、牧師夫妻の監視を毎日行うよう、母から厳しく言い渡される。
エチオピアに行ったティムが行方不明になった。ジェニングス家の関与を疑うアリスは、乗り込んできて「何かあった時には、あなたたちの正体を明かす」と言うのだった。親を信じきれないペイジと夫妻の間で緊張感が高まる。