深い信仰心から、かたくなに娘の手術を拒む父親に対し、娘の命を助けたいと説得を挑むデレクとメレディス。更にメレディスは、母親の驚くべき過去を知ることになる。
野原で女性の遺体が見つかる。現場にいたヤギがくわえていた腕時計から、被害者は中国の延辺出身のミンヤンというメイドと判明。派遣会社の社長は、彼女に言い寄っていた元教師がいたと話す。その後、彼女がヒストプラズマ症だったことからコウモリの洞窟近くの家が浮上。ブースとオーブリーは地下室に大勢の中国人女性が閉じ込められているのを発見する。こうして人身売買の事実が露見し、国務省のアレックスもやってくるが…。
ジョージア州アトランタにある地元紙の記者アルバート・スティルマンが、錯乱状態で夜のハイウェイに飛び出し変死した。彼は3日前から行方不明になっており、最後に受けた電話を調査すると昆虫学者スリ博士の存在が浮かび上がる。ところが、ほどなくして博士も遺体となって発見される。記者の遺体には掻きむしった痕があり、博士の鼻腔からは虫が見つかったことから、BAUは犯人が“寄生虫妄想症”であるとプロファイルを発表。その頃、妄想の地獄へ追い込まれた犯人は、ある自助グループで“仲間”と巡り会い…。
ジャックは、パーマー元大統領の命により、マルワンにつながる唯一の手がかりとなる中国国籍の男を拘束する。初めて人命を奪ったクロエは、罪悪感に苦しむ。一方、オードリーは、ジャックが緊急手術中のポールの命を故意に危険にさらしたと知り、恐怖心を募らせる。
島に辿り着いたソーヤーとマイケルは手を縛られたジンの姿を発見した。ハッチの中では、謎の男デズモンドがこの島にやってきた経緯を話し始める。そして数字を押し続ける理由も…。反発しあうジャックとロックを尻目に、デズモンドはハッチから逃走。壊れたコンピューターにより、数字が押せなくなった彼らに何が起こるのか?