ブランドン・ラウス

ダグの人種差別的行為に憤慨するジャクソンは、グレイの協力を得てダグの悪事の証拠をつかもうとするが、逆にダグの罠にハメられる。一方ノーランの母イヴリンは、CBDオイルの販売という怪しげなビジネスを始め、警察署にまで押し掛けノーランの同僚らに商品を売りつける。偶然イヴリンと知り合って意気投合したグレイ部長の妻ルナは、CBDオイルのフランチャイズ契約を結び、イヴリンに1万ドルを支払うが……。

ノーランは審査委員会のテストに高得点で合格するが、刑事になれる可能性はもうないと知り落胆する。そんな中、ノーランは警察署の駐車場で、爆弾を搭載したトラックに乗った男に拉致され人質となる。男の要求は無期刑囚フェルトの釈放。要求が通らなければミッドウィルシャー署一帯を爆破するとノーランを脅す。しかし男は末期の膵臓がんを患っており、デッドマンスイッチを握ったまま気絶してしまい……。

ノーランの母親イヴリンが、突然ノーランの家に押し掛けてきた。婚約者が浮気をしたから別れると言いだし、ヨリを戻そうとする婚約者をにべもなく追い返す。高価な指輪を返さないイヴリンに婚約者は「結婚詐欺だ」と怒り、ノーランを通じて被害届を出す。一方、射撃の技能検定が行なわれ、ノーランはスキューバダイビング姿の男に気を取られ最下位となる。その日の夜、射撃練習場を訪れたノーランはその男を見かけ……。

ノーランとハーパーは、アームストロング事件の捜査で規則を破った罰として、治安の悪い地域を見守るため地域安全センターに派遣される。地元住民のリーダー的存在のジェームズは警察に不信感を抱いており、ノーランの言動にいちいち文句をつける。一方、刑事に昇格したロペスの後任としてダグ･スタントンがジャクソンの指導巡査になるが、一見爽やかな彼の有色人種に対する考えにジャクソンは次第に困惑する。

デヴォンがチャックと間違えられ、リングという組織の一員、シドニーに誘拐される。自分の身を守るため、彼はやむなくシドニーの指示に従い、ビルの12階に向かう。心配したチャックも彼に同行するが、デヴォンは、そこで思いがけない “次の指示” を与えられる。

チャックは、新しいリーダーのショウから初めての単独任務を命じられ、ファーストクラスの飛行機でパリに向かう。その頃、チャックのいないバイ･モアでリーダーとなったモーガンは、孤立し、イジメにあう。だが、そんなモーガンを、ある意外な人物が助けてくれる。