フランケル大隊長から交互に隊長代理を務めるよう指示されたアンディとジャック。タンクローリー火災から戻って間もなく、ビル火災が発生。アンディが隊を率いて屋上で排気作業を始めるが、ジャックと意見が分かれ口論に。翌日、隊長代理を務めるジャックが、父プルイットを署の受付に採用したことを知り、治療に専念してもらいたいアンディは反発する。そこへプールで多数の子供たちが酸欠状態になっていると救急要請が入る。
父親に知られたくない事実を知られ、アンディは問い詰められる。そこから逃げるように、警察からの援護要請で出動したアンディは、マヤとペアを組むことになり、気まずい空気が流れる。重い空気に耐え兼ねたマヤが口火を切ると、2人の中に溜まっていたものが爆発する。ベンは仲間に紹介しようと妻のミランダ・ベイリー医師を署に連れてくる。だが電線が絡む自動車事故が発生し、ベンたちは車中に取り残された男性の救助に向かう。
医師が同乗する救急車の運用開始準備を進めていたベンは、フェンタニルがなくなったことでサリヴァンへの疑念を深めていく。一緒に働かなくてはならなくなったジャックとリゴは、お互いの違いに目をつぶろうとする。
同僚面談が終わり、隊長戦は終盤へ。落ち着かない様子のアンディに、プルイットはリプリー消防局長に話した内容を言い出せずにいた。そこへ住宅火災の出動要請が入り、室内の消火活動に向かおうとしていたアンディたちは車庫に閉じ込められる。ドアや壁は鉄筋で補強され、窓は防犯ガラスが施された要塞のように厳重なセキュリティーを前に突破口が見出せない。刻一刻と密閉された車庫内の温度は上昇していき、現場に焦りが広がる。
グラント大統領が、突然オリヴィアの家へやって来る。「一度きりの過ちだ」と、アマンダとの一夜を告白すると、サイラスのもとに届いた“セックステープ”の音声を聞かせ始める。それは2年前__。グラントが大統領予備選で苦戦を強いられている頃、サイラスからの依頼で選挙参謀となったオリヴィアは、あらゆる手段を講じ、勝利を得ようと日々奮闘していた。常に行動を共にするグラントとオリヴィアは次第に惹かれ合い、瞬く間に親密な関係へと発展。そんな2人の“スキャンダル”を狙うある人物が、盗聴器を仕掛け…。