ブレンダン・グリフィン

FBIが「スーツの男」の捜査に再び力を入れる。新しい捜査対象者は、優秀な成績で工学部を出たアビー･モンロー。アフガニスタンの戦闘で弟を亡くしたアビーは、その後帰還兵を支援する団体で働き、現在は都市計画局に勤務する。アビーの調査を始めて以来、なぜか幸せを感じるリースだったが、そこには予想できないタフな事件が待ち構えていた。

今回の対象者は、ITに強い天才高校生、ケイレブ･フィップス。フィンチは高校の臨時教師になりすまし彼を守ろうとする。ケイレブを見ていると、フィンチは天才児扱いされた自分の少年時代を思い出すのだった。一方、拘束されたリースが「スーツの男」だということをFBIが突き止めないように、カーターは危険な行動に出る。

兵士たちとともに刑務所に収監されているリースは、誰が「スーツの男」かを絞り込もうとするドネリー捜査官に尋問を受ける。リースの身元が暴かれることを阻止するために、カーターはFBIとの危ない駆け引きに挑む。一方、ファスコ刑事は新たな捜査対象者、スーパーモデルのカロリナ･クルコヴァを単独で救うことになる。

ゴードンとブロックは、迷宮入りしていたある事件の調査を開始する。かつてゴッサム･シティを震撼させたその事件には“人食い鬼”と呼ばれる連続殺人犯が絡んでいる。人食い鬼は、常に若い女性だけを狙ってきた。そんな中、ムーニーは、ドールメーカーから逃れるために画策し、ブルースとセリーナは、レジーという人物に立ち向かう。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

パンナムのクルーは、CIAのリチャードの手配りでヨーロッパ線からアジア線へと旅程が変わる。ケイトにジャカルタまで「カメラ」を運ばせるためだ。ラングーンで海軍将校と出会った副操縦士のテッドは海軍時代の苦い過去を思い出す。かつて宇宙飛行士になるため海軍で飛行時間を積んでいたが、迎撃機の故障で墜落事故にあい、責任をとらされる形で名誉除隊を強いられたのだった。富豪の父に事故精査を頼むも、事業で国防総省との契約更新を控えていた父は協力を拒み、代わりにパンナムの社長に口添えして彼を就職させた。

フランクはマレーシアでの極秘任務から戻った刑事に武勇勲章を授ける。その刑事はマレーシアの麻薬組織の男を刑務所へ送り込んだのだが、男の兄である麻薬王によって捕虜にされてしまう。