メリーランド州で2人の男が相次いで殺される。どちらも全身の骨を砕かれ、心臓を抜き取られていた。その後、会社経営者デニス・カークウッドが同様の遺体で発見される。カークウッドは3年前に、婚約者がいながら交際していた若い女性ロビンの殺害容疑を掛けられていたが、今回の事件で先に被害者となった2人が彼のアリバイを証明したために証拠不十分で不起訴、ロビンは事故死とされた。BAUはロビンの母に事情を聞くが……。
弁護士のサヴィ、精神科医のカレン、リネンショップを経営しているエイプリル、そしてサヴィの妹で不動産仲介業者のジョスは学生時代からの親友4人組。彼女たちは、はたから見れば公私ともに充実した日々を送っていた。
夫ハリーと心がすれ違っていくサヴィは、同僚のドミニクと関係を持ってしまう。自己嫌悪に陥る彼女は「自分のしたことが信じられない。別の自分の仕業みたいなの。私自身も理解していない自分よ」と、カレンに相談する。その朝、エイプリルは事故死した夫ポールに愛人と隠し子がいたことを2人に告白。調査により、愛人の名がミランダ・ニックルビーと判明する。
亡くなった不倫相手トーマスが借りていたアパートに、彼の息子サムが引っ越すと聞き不安に苛まれるカレン。不倫関係を証明する何かが見つかったら…と恐れるカレンに、「証拠なんか残すはずがない」と励ますサヴィ。
トーマスの愛人だったことを、妻エリザベスが知っていたとわかり、泣き崩れるカレン。しだいに彼女は「トーマスは浮気が原因で妻に殺されたのかもしれない」と疑い始める。