ベン・ハイランド

フランクはマレーシアでの極秘任務から戻った刑事に武勇勲章を授ける。その刑事はマレーシアの麻薬組織の男を刑務所へ送り込んだのだが、男の兄である麻薬王によって捕虜にされてしまう。

人気のフードトラックのオーナー、ライアン･フォリーが殺害される。そして、彼の遺体を発見したのは浮気相手で既婚者のアンジェラ･カルデラ (ホリー･フェイン) だった。捜査を始めたニコルズとスティーブンスは、アンジェラが伝言を渡され遺体へと導かれていたことを突き止める。しかし、その送り主とは誰なのか? ライアンの商売敵ニックヒル･ファイエドなのか? それともアンジェラの嫁ぎ先のカルデラ家が関わっているのだろうか? 家長でアンジェラの義父ビクター･カルデラ (ホセ･ズニーガ) は、カリスマ的な人気を持つ上院議員で、熾烈な選挙戦の真っ最中だった。慎重に捜査を進めるニコルズたちは、築いた帝国の名誉を守るためには手段を選ばない権力者たちの素顔を垣間見ることとなる。