マイク・マッグローン

マシンが次なる捜査対象として特定したのは、ギャングの殺人事件を目撃した学校教師だった。リースとフィンチは口封じのために狙われている教師の命を守ろうとする。一方、カーターはこの一連の事件が謎の男 “イライアス” と関係していることに気づく。

マシンがはじき出したのはなんと6カ月の赤ん坊の番号。リースとフィンチはしばらくでも武器で子供を守る “過保護な親” になる。一方カーターは、イライアスが狙っている実父･モレッティを先に確保し、隠れ家まで保護するのに成功するが…。

殺人者の命は守るに値するのか? ある日、マシンがマフィアの手下･ライリーの社会保障番号を示し、ライリーが命の危険にさらされていることが分かる。リースとフィンチは、ライリーの命を守るか、彼を真実の罪を量る「正義の天秤」に掛け運命に任せるか決断を迫られる。だがそんな中、フィンチは思いも寄らない人物に助けを求める。

マシンが高齢のイカサマ賭博師の社会保障番号を提示する。リースとフィンチは真実解明のため、アトランティックシティに向かい一見何の変哲もない人生を送る捜査対象者、ルー･ミッチェルの裏の顔を徹底的に調べる。一方、カーターはニューヨークで同僚の汚職容疑を晴らそうと捜査を進め、HRの一員をもう少しで特定できるという所まで近づくが、そこに予想外の障害が立ちはだかる。

命懸けでサマリタンを破壊しようと決意したフィンチ。リースとショウは、そんなフィンチを必死に追いかける。絶望的な状況に陥ったフィンチは、究極の手段を取る以外に選択肢を持たない。彼は、サマリタンを破壊するため最高の厳重警戒態勢を敷く国家施設に潜入する。だがサマリタンを破壊することは、フィンチ自身とマシンが終焉を迎えることをも意味していた。