マイケル・シベリー

ホームズとワトソンは長い間、鳴りを潜めていた連続殺人犯がニューヨークの彫刻家の殺人を機に殺しを再開したと見て捜査する。ワトソンはホームズがIT長者のオーディン･ライヘンバッハについて何か隠しているのではと疑う。

サマリタンが突然、過激な行動を起こし、自身の絶大なパワーを見せつける―。サマリタンは、ニューヨークを48時間完全にコントロールし、市内で起こる犯罪を一掃していくのだった。それによって、リース、ショウ、ルート、ファスコ、そしてフィンチは白日の下にさらされようとする。だが、サマリタンの真の狙いは、マシンの所在地を突き止めることだった。

マリア･オストロフがロシアで影響力を強めており、彼女が権力の座に就くことをエリザベスとダルトン大統領は懸念する。国外逃亡中のゴレフはマリアの対抗として大統領選への出馬を決断するも、ロシアへの経済制裁の一環で口座凍結され資金に困っていた。エアフォース･ワンのハッキング事件を調査していたオリヴァー･ショウはついにハッカーの手がかりをつかむ。ジェイはロシアのプロパガンダに対抗するメディア戦略を考案する。

マックスとヘレンはロンドンで幸せに新生活を始める。フエンテス医師は医療ディレクターの座を引き継ぎ、悲惨な結果をもたらす。ブルームは、自分が呪われていると考える患者を助け、イギーは精神科の担当患者たちが有給で雇用される方策を考えだす。

マックスはフエンテス医師の予算削減がニュー･アムステルダムにひどいダメージを与えていることを知り、意を決する。イギーは助けが必要な若い患者に近づくために型破りな方法をとる。レイノルズとワイルダーは双子の胎児の命を救うためリスクの高い手術を行う。

元検事がアンティーク拳銃で撃ち殺された。現場の痕跡から、犯人が熱烈な『モンテ･クリスト伯』のファンであることを見抜いたマルコムは、休暇を放り出して捜査にあたる。凶器を購入した男を訪ねたギルたちは、一連の事件の背後に大富豪のテイラー家が絡んでいることを突きとめる。犯人の次なる標的は、一家の一人息子カルだった。マルコムとダニは、カルの結婚式に忍び込んで犯人に挑む。