マイケル・ブシェミ

シャーロットの36歳の誕生日にキャリー、ミランダ、サマンサの４人はアトランティックシティーに出かける。おむつ替えと吐いたミルクの片づけに追われていたミランダにとっては、ちょうどよい骨休めにもなる。サマンサはリチャードの放浪は金輪際許さないことにする。

ジャッキー・アプリールの体調が悪化し、トニーは難しい決断を迫られる。一方、アンソニー・ジュニアは父親の「廃棄物管理」の仕事の真相を知ってしまう。トニーは、精神科医メルフィの素行調査をするために、堕落した警部補ヴィン・マカジアンを雇う。

胸からステーキナイフを突き出した男性が入院。初めてデートした女性の元夫に刺される。エディは結婚1周年記念にカルティエのブレスレットをジャッキーに贈るが、彼女は拒絶。赤ちゃんがナースステーションに置き去りにされ、アカライタスはその乳児を自分のオフィスに連れて行く。普段は絶好調のオハラの生活に亀裂が入り始める--私生活に危機が迫る。ジャッキーは彼女をクイーンズで一晩に過ごそうと誘う。グレースは純真無垢の学校に通い始め、両親は私立学校が彼女の不安を和らげてくれると期待する。

ジャッキーは、ケヴィンとオハラにクスリの請求書を突きつけられ、「依存症だ」と言われる。しかしジャッキーは苦しいながらも言い逃れをし、自分を正当化。オハラから受け取ったお金に関しても、フィオナの教育費のためだと主張し、ケヴィンに甲斐性がないからだと逆に攻撃する。翌日、ケヴィンはジャッキーに黙ってグレースの通う私立学校へ行き、今すぐフィオナを編入させたいと学校に申し出るが......。

ケヴィンの妹・チュニーがジャッキーの家に転がり込んでくる。ケヴィンとの間のいい緩衝材になると考えたジャッキーは、数日ならと彼女を歓迎する。病院には、急患の女性が運ばれてくる。急いで手術をする必要があったが、彼女の夫は宗教上の問題からユダヤ系の病院に移すと主張し、現場は混乱に陥る。待合室では以前ジャッキーが薬を盗んだ相手、ビルがジャッキーを待ち構えていた。仕方なく彼と話をするジャッキーだが...。

ゴードンは、生きながらえてゴッサム･シティに戻ってきたジョナサン･クレインの存在を恐れる。連続強盗事件で使用されたものが、スケアクロウの“恐怖心を増幅させる薬物”だったからだ。一方、街で違法行為の“犯罪許可証”を発行するペンギン。その許可証が、ペンギンのアイスバーグ･ラウンジのオープニング･パーティーで思わぬ面倒を招くことになる。また、ラーズ･アル･グールとの一件の後、ブルースは街の犯罪の監視を始める。