拷問に音を上げたロジャーから、驚くべき真実が語られる。飛行場にたどり着いたジャックは、テロリストと同時にアメリカの特殊部隊とも戦わねばならないことに困惑する。一方、キムは、森の中で生活するマクレーの小屋へ避難する。
ヴァージニア州シャーロッツヴィルにあるネットセキュリティのシナロック社で虐殺が起きた。被害者はCEOを含む社員で5人が射殺、3人は刺殺された。事件後間もなく、銃殺された老夫婦がクローゼット内で発見され、犯人は息子のルーク・ドーランだと判明する。ルークはCEOだったワーナーと同じ第212部隊に所属していたことから、PTSDを患っていると考えられた。ルークは解離症状を伴い、自分が戦場にいると信じ“任務中”の彼を邪魔するものは容赦なく殺してしまう。ルークとはいったい何者なのか?
ジャックはマリーを確保、彼女に爆弾テロとの関わりを問いただす。体調が悪化したメイソンはCTUを去ることに。パーマーは元妻シェリーにスタントン長官との関わりを問いただす。キムはマクレーの異様な性癖に気付くことに。
核爆弾の起爆解除ができない。ジャックは飛行機に爆弾を乗せ、砂漠の真ん中へ。被害を抑えるために、核爆弾とともに自爆する道を選ぶ。一方、パーマーはこの危機に対処する案を考え出す。そんな中、キムはなんとかマクレーの小屋から逃げ出す。
グレイソン家の長男ダニエルとすぐに親しくなったエミリーは、彼が出場するポロ競技の会場へ向かった。会場ではダニエルを応援する素振りを見せるエミリーだったが、視線の向こうにはグレイソン夫妻と、ウォール街で知られるヘッジファンドの代表ビル・ハーモンの姿があった。ビルもまた、父を陥れたエミリーの敵のひとりだったのだ。そこで、生前の父が遺言を託し、ハンプトンで唯一エミリーの正体を知るIT実業家ノーランの力を借り、ビルへの復讐を画策。一方ヴィクトリアは、陰でエミリーの身元調査を依頼していた。