マット・デラピーナ

ブルは、勤めていた研究所から自分の研究を盗んだとして連邦犯罪に問われた科学者をサポートする。その科学者によれば、研究所は、病気を根治するよりも今ある治療薬を売り続けるほうが金儲けになるという理由で、彼の画期的な発見を葬り去ろうとしたという。

会社を率いるには精神面で不適格とされた実業界の大物が、CEOの座を追われる。その地位を取り戻すための裁判で代理人を務めるTACチームは、ブルの抱える問題が裁判に悪影響を及ぼすことを恐れ、ブルをチームから外す。

チャンクは娘アナ (ジャジー･ケイ) に頼まれて、強盗の罪で起訴された10代の少年の弁護を、ブルの了解を得て引き受ける。被告人である少年は、共犯者の名前を明かそうとせず、そのために法廷で厳しい闘いを強いられる。チャンクは、アナの年上の恋人に疑惑の目を向ける。彼は経済力のある作家で、少年のために高額の弁護費用を肩代わりすると申し出ていた。テイラーは裁判業務が立て込むなか、急に残業をすることになり、元夫の恋人に息子を預けざるを得なくなる。

ブルとTACチームは無免許で働いていることを訴えられた助産師の弁護を引き受けるが、準備期間が2日間しかないことから切迫した状況に追い込まれる。時間のないなか、チームはクライアントが支援している保守的な宗派の女性たちに、クライアントの人柄について証言してもらえるよう説得を試みる。

フィンチはマシンから次の対象者がHRメンバー38人であるという情報を受け取る。リースたちとHRの間では、一触即発の全面戦争が起きかねないほど緊張が高まるが、そのきっかけとなったのは、ロシアン･マフィアを巻き込む強奪事件だった。犯人究明を急ぐリースとフィンチの前に、衝撃の犯人像が浮かび上がる。そんな中、カーターの断片的な過去がフラッシュバックで蘇る。

ブルとチャンクは、殺人罪で起訴されている女性が、罪を犯したのは脳腫瘍の影響により行動を制御できなかったからだと証明しようとする。一方、テイラーは、FBIからサイバー犯罪の嫌疑をかけられたうえ、元夫からも息子のことで不意打ちを食らわされ、仕事でもプライベートでも危機を迎える。