マルセル・ヘンソン

ルシウスが記憶喪失であることが世間に知られ、クッキーは取締役会を説得するため、メディアを招待してルシウスが20周年記念アルバムを制作する様子を取材させる。エディ・バーカーはルシウスの音楽制作に協力する。刑事パメラ・ローズに対するアンドレの想いは強まるが、パメラは爆破事件に関するある情報を暴露する。ハキームはデュボア家と関わったことを心配する。

退院したジャマルは暴力の連鎖を止めるよう家族に懇願する。ルシウスは過去の闇にかかわる古い仲間の秘密をクッキーに話す。ルシウスは刑務所にいるフリーダに会い、ジャマルの復帰を助けようとする。ハキームとローラの結婚式は大混乱になり、一族は自分たちの名誉を守るため土壇場で奇策に出る。その後、ロンダはアニカと対決する。

ベラの親権争いが始まりライオン一族は団結して戦う。裁判ではアニカとハキームどちらが良い親であるかを双方が証明しようとする。アニカの弁護士アンジェロの作戦に冷静さを失うハキーム。そして最後の証人がすべてをひっくり返す。ベッキーの昔の恋人で、新たにエンパイア社と契約したラッパーのJ・ポッパがアンドレの新しいセラピストになる。デュボア家の復讐計画が再燃し始める。

ルシウスが家族に隠していた秘密をアンドレが打ち明けると、ルシウスは自分に音楽的なインスピレーションを与えていた母親の存在を受け入れざるを得なくなる。クッキーはASAでのイベントを企画する。ハキームはティアナとデュエットし、ローラの嫉妬を煽る。ロンダは自分を突き落とした人物に気付く。

クッキーが、エンパイア社の20周年記念アルバムは各レーベルのトップアーティストの中からオーディションで選ぶと発表すると、ジャマルは新曲について大胆なアイデアを思いつく。ベラの1歳の誕生日に家族は盛大なパーティーを計画するが、それはライオン家のある人物にとって忘れられない過去を思い出させることになる。過去の怒りを消し去りたいと考えるルシウスは岐路に立たされる。

新しいレーベルを立ち上げ、クッキーが見つけた新人トレジャーの曲が完成。ラジオに出演しインタビューに答えるのと引き換えに曲を流す約束をとりつけたルシウスだったが放送中に、エディにエンパイアを乗っ取られたのではないかという質問を投げつけられる。エディ亡き後の暫定ＣＥＯを務めるジゼルは正式な就任を確信しベッキーと共に勝利の喜びをかみしめていた。しかし就任発表の席でパテルが任命したのは別の人物だった。