画廊のオーナーであるフィンクが銃殺体で発見された。店内を囲む白い壁には、彼の血が方々に飛び散り、真紅のまだら模様を描いていた。現場には5発分の薬きょうが落ちていたが、銃弾は4つしかみつからず、キャッスルたちは被害者はもう1人いると推測した。後日、記憶喪失の男が画廊付近で保護された。彼の所持品を探ると、5つ目の銃弾がめり込んだ本がみつかった。彼も殺人現場にいたはずだが、記憶を失くした相手に捜査は難航。そこでキャッスルはオーナーの裏の顔を探り始める。
メキシコで休暇中、ライトマンとエミリーは行方不明のアメリカ人女性の事件に関わる。一方ワシントンでは、フォスターとライトマンのライバル、ジャック・レーダー(マーク・ブルーカス)が地域の病院で汚染血液の調査を行っている。
ショッピングモール近くの空き地で、変死体が発見された。検死を行ったミーガンは腹部の手術痕や体内の異変に気づくと医療ミスを疑った。被害者は、胆のう摘出手術を受けたばかりだった。捜査協力を求め、かつて友人だった病院の理事長グウェンを訪ねるミーガン。しかし、2人の間には深い溝ができていた。元脳神経外科医だったミーガンには、ある隠された過去があり…。
住宅地のプールで溺死したと思われる若い女性の遺体が発見される。被害者は高級リハビリ施設で依存症の治療中だったデイシアだった。彼女の体内からは大量の薬物とアルコールが検出され、施設を抜け出し、酔った挙句に何者かにプールで殺害されたと思われた。だが分析の結果、彼女の肺から出てきた水はリハビリ施設のバスタブと同一の成分で、彼女は自室のバスルームで殺されたことが判明する。
“湾岸戦争症候群”を訴える元海兵隊員。慢性疲労や関節痛、のどの痛み、発疹に苦しむ彼を検査すると、新たな症状が。しかし自身の体に異常が起きているハウスは、病気の解明に身が入らない。