治安の悪い地域でショットガンで撃たれた遺体が見つかる。顔の損傷が激しかったが、コンタクトレンズに残っていた指紋により被害者はオースティン・ウィルソンと判明。ルームメイトのベニーの話から、オースティンは塾で教師をしながら大学院を目指していたことが分かる。ブレナンとブースが塾を訪ねると、オースティンがジェイコブという生徒の母親スーに平手打ちされるのを見たという生徒を発見する。
人質のシャーロットをバラックに拘束しているロックの元へ向かったサイードとケイト。島から貨物船に移動する交換条件として提示されたシャーロットの解放を、ロックに説得するためだ。ところが、ロックは「自分は救助されたくない」と言い張り、頑なに協力を拒み続ける。また、フラッシュフォワードで描かれる未来のサイードは、ベルリンである女性に近づく。
孤立するジュリエットをかばうジャックを見て、ケイトは自分の本当の気持ちに気付き始める。予知能力を身に付けたデズモンドは、自分の見たビジョンの真相を確かめる為、チャーリー、ハーリーとジンを誘いジャングルに向かう。その途中で、同行する3人の中の誰かに危険が及ぶことを隠したまま…。また過去にデズモンドは、結婚目前に恋人の元を去り、修道士として生活していたことも明かされる。
行方不明となっていたオーシャニック航空815便の機体の一部が、海底から発見されたという衝撃的なニュースが全世界を駆け巡る。島ではジャックたちが、救助に来たと話すファラデーには別の目的があるのではと疑い始める。ロックは島に上陸した救助隊の1人であるシャーロットの身柄を拘束し、ジャックとケイトは残りの救助隊のメンバーの行方を追う。
ソーヤーたちを招集し、「すべてを話す」と宣言したロックは、マイルズたちが島に来た本当の理由を明かす。彼らの目的はベンだったのだ。ミーティングの最後で、ベンは娘のアレックスを呼び止め、ルソーとカールと共に島に残された最後の聖域である“テンプル”へ逃げるようにと指示。一方サイードとデズモンドは、貨物船内でマイケルを発見する。