アニーはヘンリー・ウィルコックスに呼び出され、アーサーがコロンビアのテロ組織ALCに資金を流していると聞かされる。オーギーを含め関係者には破滅が待っているという。真相を探るためコロンビアへ向かうアニー。あとから駆けつけたオーギーと共に資金の運び屋を尾行する。しかし尾行に気づいた運び屋がオーギーを銃撃。2人は武装グループに捕まってしまう。そして連れて行かれた先で待っていたのはALCのプーマだった。
オーギーはカルダーが国内防衛部の部長に就任したのはヘンリーの差し金であることを知る。そのカルダーはオーギーを外し、自分がアニーの窓口役になり、チェン夫妻と取引をしていた武器商人スタブロスを調べるため、アニーにウィーン行きを命じる。同時に任務終了までオーギーとの連絡を断つよう言い渡す。この急な展開に、今回の任務はヘンリーとカルダーによるワナではないかと疑うオーギー。果たして彼の心配は的中してしまうのか?
ヘンリーはアニーに資料を渡し、テオの殺害を指示する。資料にはアメリカを標的とするテロにテオが関わっていると書かれていた。それを聞いたアーサーは、テオが潜入諜報員であることを明かす。だが現在は音信不通。果たしてテオは寝返ったのか? 彼と会うためアニーはコロンビアへ向かう。アニーはテオに国外脱出を促すが拒否される。そこでコロンビア支部長のカルダーに応援を要請しALCの拠点を急襲、テオを確保することに。
CIAの離反者とされているアニーは、ジェシカ・マシューズと名前を変えてスイスに入国。ヘンリーの元妻サナにうまく近づき、彼女の婚約者デービッドの会社で働き始める。ある日会議のためにグッドマンという来客があるが、なんと彼はコペンハーゲンでヘリを撃墜した男だった。一方、機密部が事実上ヘンリーに牛耳られる中、彼とブレイスウェイトの間に溝を作ろうと、オーギーとカルダーはひそかに作戦を進める。
死んだはずのオーギーの元妻ヘレンは生きていた。アニーとオーギーに真実を問われたアーサーは、ヘレンの死は偽装であり、現在も彼の直属で地下活動を続けていることを告白する。そのヘレンの調べで、ウィーンで消えた武器はヘンリーの仕業であることが判明。アーサーはアニーに、武器の取引が行われるリヨンにヘレンと共に向かうよう指示する。一方カルダーはスタブロス殺害に関するアニーの報告に矛盾を発見し調べを進めていた。