ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?:第5話
#5 勝利は誰の手に
新人3人は休暇を返上し地域のイベントに駆り出される。消防署の面々も参加しており、消防士のアントニオがルーシーに関心を示すのを見てノーランは心中穏やかではない。だが溺れた子供を救うためノーランとアントニオは力を合わせる。翌日は新人とコンビを組む指導巡査たちが非公式に逮捕数を競う「逮捕合戦」の日。過去5年負け知らずのティムは、通信指令室のネルを抱き込み今年も勝利を目指す。ノーランもやる気満々だが、タリアから競争には参加しないと告げられ不満を隠せない。ロペス/ジャクソン組が早々に得点をあげるのを見て焦ったノーランは、一人で勝手な行動を取りタリアを怒らせる。 ティム/ルーシー組は若者をはねた飲酒運転の車両を追跡するが、その運転者は事故を起こし瀕死の重傷を負う。だがティムは運転者の血中アルコール濃度を調べるため、血液の採取を強行。その冷徹な態度にルーシーは反感を抱く。その後、現金輸送車の強奪事件に対応した2人は、ティムの臨機応変な判断で素早く犯人らを逮捕し点数を稼ぐ。 タリア/ノーラン組は許可証なしに拳銃を持ち歩いていた男ピーターを署に連行するが、直後に弁護士が現れ許可証を提示したため、すぐに釈放せざるを得なくなる。あまりにも迅速な弁護士の対応に疑念を抱いたアンダーセン警部が調べたところ、ピーターはロシア・マフィアの資金洗浄係であることが判明する。夜になってピーターの家に侵入者ありとの通報が入るが、直後に取り消される。不審に思ったタリアとノーランは、ティムとルーシーと共にピーターの家の様子を見に行く。するとピーター夫婦がマフィアのメンバーたちから拷問を受けているのを発見。4人は連携してメンバーたちを取り押さえる。 逮捕合戦は今年もティムの組の勝利で終わった。実はティムは自分の新人時代にイザベルと組んで華々しい結果を出したことから、今もこの競争に執着しているのだった。ノーランの友人であり大家であるベンがLAに戻ってきた。ノーランがルーシーと別れた苦しさをベンに吐露すると、ベンは「独身生活を楽しめ」とアドバイスする。