警官殺害事件を調べるうちに、ライトマンは、自分の娘を脅かし得る陰謀を知るかたわら、ライトマン・グループを経営危機から脱出させなければならない。
密かに“レミントン作戦”の調査を進めていたジェイクとハックは、撃墜された旅客機の乗客名簿からオリヴィアの母親の名前を見つける。さらに、旅客機撃墜には大統領グラントが関与しており、その事実を隠すために彼の軍歴が詐称されたことも突き止めた2人は、オリヴィアにすべてを報告。一方、副大統領のサリーは秘密裏に大統領選へ出馬する準備を進めていた。
亡くなったはずの母マヤが目の前に現れ、動揺を隠せないオリヴィアは母と共にハックの隠れ家に身を寄せた。22年前の出来事を語り始めるマヤ。一方、サイラスがサリーの大統領選出馬を阻止するため苦渋の決断をする。
1991年、妹と共に里子として引き取られた14歳の黒人少女が7か月後に遺体となってゴミ捨て場から発見される。今になって服役囚の男が少女はクラブの地下で死んでいたと証言したことから再捜査が決まる。少女にはラップの才能があり、その才能にほれ込んだ地元ギャングの後押しを受けてラッパーとして一人立ちしようとしていた矢先に殺害されていた。